【634】弥彦神社【千葉より高い】
雪の降るなかロープウェーで登るが、頂上につくや雪はやみ
海側の雲も晴れ始めほのかに佐渡ヶ島も見えるくらいに。
ほんとに旅行してて思うのは、まるで用意してくれていたかのように舞台が動き出して、その時その時でできる限りの最高の景色を眺めさせてくれることが往々にしてある。
御祭神は天香具山命(あめのかごやまのみこと)。
言われるがままに実行したところ、神武天皇一行は息を吹き返し東征を終える。
その後天香具山命は越後国の平定を命じられ、弥彦の地へ赴き
この地を繁栄させ、弥彦山で生涯を終えたという。
という伝説が残っており、この弥彦山の奥の宮がそうなのである。
2400年の歴史があり、宝物殿にも数々の古代の文献が残っている。
中でも興味を持ったのが上杉謙信の起請文である。
起請文とは神への誓いを紙に記し、神社へ奉納するもの。
原本は移せないのでどんな事が書いてあるかの紹介程度で。
今も昔も正当化というか、理由って大事なんだなと思わせてくれますね。