【中央構造線】大鹿村 北川露頭【断層】
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【中央構造線】道をゆくNo.20 大鹿村 北川露頭【断層】
https://youtu.be/m46piSYY1lA
長野県下伊那郡にある大鹿村
静岡だと思ってたけど長野県
近くには不通国道でもある青崩峠や隕石が落ちてきたと言われるところがあったりそれなりにおもしろポイントがある。
この大鹿村、何が有名かというと
・中央構造線が露頭している
・海水よりも濃い塩水が湧いている
というなんとも珍しい土地。
塩水の話はいずれするので今回は中央構造線について。
昨日も断層の話したしね、ものの流れということで。
学校ではさらっとやっておしまいだけど、日本には大きな断層がいくつかある。
縦に走る糸魚川-静岡構造線
横に走る中央構造線
実は本州は十字に断層が走っている場所
そもそも断層の無いところに原発立てようなんてこと土台無理な話なのである。
で、この中央構造線はおそらく茨城県の鹿島あたりから始まり
桶川とか経由、下仁田あたりを経由いわば中山道沿いにはしっていると考えられる(関東平野の堆積物でどこだかわかっていない)
諏訪あたりで中央構造線が見えるようになってきており
この諏訪で糸魚川-静岡構造線、いわゆるフォッサマグナの西端にぶつかる。
ここで合流し南下し、豊橋から渥美半島を経由、海を渡り
伊勢を越え和歌山を越え、四国の吉野川に沿い佐田岬を越えて九州に至る。
しかし九州は阿蘇山が気合をいれて頑張りすぎたため、噴出物に埋もれどこに向かっているかはわからない。
というのがこの中央構造線。
で、この中央構造線には外帯である三波川帯と内帯である領家帯という特殊な岩がせめぎ合っているのでこの中央構造線沿いには
三波川石という青い石がよく転がっているのでわかりやすい。
写真でもあるように、右側が青い石、左側が茶色の石になっているこれが中央構造線。
この端境は物凄い力で圧縮されており、地震の摩擦で地中で燃え上がり炭化することによって糊着する。
これがホルンフェルスとして強力に張り付いていくおかげで周囲の弱い岩盤に亀裂が入り今度はそこが断層となっていく。
というメカニズムを経て地震による断層が増えてゆくのである。
だからまぁ、活断層なんていう表現は言葉遊びでしかないということ。
この中央構造線に旅はやろうやろうと思ってまだ出来ていないこと、ずっと忘れてたけど。
愛知周辺と四国の西側半分がまだ未達成なんだよな。
関東平野はどこ走ってるかわからんからパスだけど。
まぁでも、諏訪までの道はすでに終わってる気はする。
<北川露頭へのアクセス 下諏訪から>
下諏訪からは分杭峠も一緒にどうぞ。
<北川露頭へのアクセス 浜松から>
浜松からは秋葉神社本宮も一緒にどうぞ。
<大鹿村までのアクセス 公共交通 北川露頭までは公共交通でのアクセス不可!!>
https://www.ibgr.jp/wp-content/uploads/bd2760835d52e5071ff0ac29bb4b051b.pdf
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