【肥前一之宮】與止日女神社【肥前に一之宮は2つ】

Youtube 水無月日本探訪記
肥前一之宮與止日女神社肥前一之宮は2つ】
https://youtu.be/Fp3lTPYK7JQ

 

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昨日に引き続き肥前一之宮與止日女神社

與止日女神社とかいて「よどひめじんじゃ」と読む。
これはなかなかに難読。。。
 
 

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場所は昨日お伝えした千栗八幡宮の西側にあります。
 

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創建は564年、欽明天皇の時代。
 

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そんな古い時代にはすでに日本では文字が使われ、神社が神社として活動できる文化がすでにあったということが実に凄い。

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お仕着せの仏教ではなく、すでに仏教を受け入れる土壌が日本には出来上がっているのだ。
仏教伝来が諸説あるが日本書紀では552年とされているが、その12年後に建立されている神社である。

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果たして、豊玉姫の存在はその当時の存在した人なのか
はたまたこの地に伝わる伝説を神格化し、既存の神話にすり替えてお祭りしたのか。
歴史的にわかっているのは欽明天皇なので、更にその昔の世代の話になってくるとぼやけてくる。
神功皇后三韓征伐に関連した話で、ココらへんから募兵し、川を下り船で北上し対馬経由で大陸に渡ったとしたら、対馬和多都美神社での海幸彦豊玉姫を祀っているのも、頷けないわけでもないかな。

 

 

だただこれも、点と点を結んだだけに過ぎないのでもっと情報を集め、平面上で情報を再構築して客観的に判断しないとなんとも言えないかな。
 

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他にもこういった石碑もあり。

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変わった形の手水舎があったり。

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ふるさを感じさせる御神木もある。

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また、こういったものも。

 

 

あんまし民俗学的にはこういった性的なものはフォーカスされないので残念なんだが
日本中を旅行していると御神体としてこういった性的なものを見つけることがある。
農耕民族としては産めよ増やせよが大原則なので、こういった文化的なものを
覆い隠してしまうのはどうなのかな?と思わんでもない。
 
だから民俗学者宮本常一氏の残した本は実に面白いのである。
彼が昭和初期に足で集めてくれた膨大な資料は素晴らしいものがある。
 

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とまぁ、色々書いては来たものの。
 
傾向として
九州の神社は昔の天皇を祀っている神社が多く
関西は地場のよく読めない漢字の神様
関東以西は神社のフランチャイズ
という認識。
 
神社の祭神を見ていけば日本の歴史書に書かれていない歴史が見えてくるんじゃないかと気づきはや20年、旅を続けているが
やっとこういう認識に到れるまで来た。
 
神武天皇ってのはおそらく日本を初めて統一した人だったんだろうな。
 
だから九州の神社は勝った側だからそのまま勝者を祀っているんだろう。
それから2000年くらい?その一族の統治が続いてるんだから凄い国だよ、日本って。
 
<佐賀駅から與止日女神社までのアクセス 徒歩>

goo.gl

嘉瀬川に沿って登って片道約8キロ。

往復はちと辛いかな。

 

<佐賀駅から與止日女神社までのアクセス マイカー>

goo.gl

 
 
<佐賀駅から與止日女神社までのアクセス 公共交通>

showa-bus.jp

 

佐賀駅より古湯線(富士支所前行き)のバスにて川上橋まで。

26分、470円になります。

 

1時間に1本はあるようなのでちょうどいい具合ですね。

 

Youtube 水無月日本探訪記
肥前一之宮與止日女神社肥前一之宮は2つ】
https://youtu.be/Fp3lTPYK7JQ