【お台場作った人の家】江川家住宅【明治時代の焼夷弾】
・Youtube 水無月の日本探訪記
【お台場作った人の家】江川家住宅【明治時代の焼夷弾】
https://youtu.be/PcAlUZXWSIo
今日ご紹介するのは静岡県は伊豆半島にある「江川家住宅」です。
場所はどこかというと、伊豆半島の付け根部分ですね。
更に拡大してみるとこちら。
当時の島流しは離島だけでなく
「陸続きだけど痩せた土地でおそらくろくに生活ができなさそうな場所」
も含まれます
源頼朝のラッキーだった点は、そんな平安時代の認識の島流し先が
実は既に開梱されまくってわりと豊かな土地だったということ
温泉もあるし、反対側の熱海くらいまで自由に移動できたみたいですし。
伊豆國内であれば自由に移動できたんですかね、頼朝さん。
とまぁ、そういう源頼朝の縁のある地がここなのです。
こちらが重要文化財である江川家住宅の案内板。
案内板に観光ポスター貼り付けるのはやめていただきたい。
ここは江川家の住宅でもあり、代官屋敷でもあるのです。
代官ということで、代官が配置されるのは幕府領しかないので、ここは幕府直轄の場所
幕末期に代官であった江川家の江川太郎左衛門こと江川英龍の屋敷である。
代々江川太郎左衛門を世襲しているのだが、幕末期の江川英龍が有名。
この方の一番有名な業績は、東京にお台場を作ったことと
こちらが正門、篤姫でも出てきたらしい。
こちらが屋敷です
さすが代官屋敷なだけあって土間が広い。
こっちらはパン焼き窯。
江川さんは日本で初めてパンを焼いた人物と言われている。
ペリーから貰った大砲。
上陸用舟艇に搭載する用の大砲とのこと。
普段使い用の竈。
ちゃんと使った跡があるのがいいですねぇ。
こちらは駕籠ですね。
日本中を旅しているとたまに資料館で見かけるものですな。
こちら生き柱と呼ばれる柱。
基礎が無く、地面に埋めている柱とのこと。
改修の際に1m掘り下げたけど下までは到達しなかったそうです。
こんな梁を支えるのだから相当圧力はかかりそうですしねぇ。
こちらが中。中は普通の部屋ですね
本来正門から入ってくるとここから来ます
また、この江川家住宅は本屋以外にも幾つか蔵があり、一部公開されている。
これが西蔵、駒蔵という珍しい作りの蔵です
蔵の説明
この作りはお寺の鐘楼とかでよく使われる作りだそうだ
公開している蔵での展示物。
こういった武器が展示されている
江戸時代の焼夷弾がこちら。
一応作られてたんですなぁ。
火薬の材料もありました。
硝石は日本じゃ取れないのでほぼ輸入ですな。
そしてこちらがお台場の設計図ですな
以上、江川家住宅の紹介でした。
<韮山駅から江川家住宅までアクセス 徒歩>
徒歩20分程度で到着できます。
三島駅から10キロ程度で到着できます。
<韮山駅から江川家住宅までアクセス 公共交通>
「歴バスのる~ら」というのがあったのですが、現在は無くなってしまった模様。
・Youtube 水無月の日本探訪記
【お台場作った人の家】江川家住宅【明治時代の焼夷弾】
https://youtu.be/PcAlUZXWSIo