【胆沢ダムから免れた地】馬留湿地【水芭蕉群生地】
・Youtube 水無月の日本探訪記
【胆沢ダムから免れた地】馬留湿地【水芭蕉群生地】
https://youtu.be/sZlxpFjPcf0
今日ご紹介するのは岩手県にある「馬留湿地」です。
馬留湿地は胆沢ダムの手前にあります。
そもそも胆沢ダムの場所は、ちょうど仙台と盛岡の間くらいにあり
中尊寺金色堂、源義経が討たれた場所で有名な平泉の真北ですね。
東に行くと10年前の大震災で被害のあった大船渡や気仙沼があります。
更に拡大してみると、こんな感じです。
最寄り駅は「水沢駅」
この神社は天之常立神を祀っている珍しい神社ですね。
さて、この水沢駅からそのまま西に向かうと、胆沢ダムがあります。
この胆沢ダムの手前に馬留湿地がございます。
馬留湿地の説明。
ダム建設にあたり周囲にあった民家は立ち退き、そのまま湿地化したものと
もともと水芭蕉が群生していたところであり
この2つが合わさって出来上がったのが馬留湿地というところのようです。
極めて珍しい成因の湿地ですね。
というか、水芭蕉群生地に住宅作って住んでたんだ…というのが驚き。
よって、もうちょっと胆沢ダムが東にできていたらこの湿地もダムの底だったと
思うと、なかなか奇跡的な理由で生き残ったんだなぁと。
逆にいうと似たようなところがあったとしても既に胆沢ダムの底に沈んだんだろうなぁ
というお話ですね。
なお、十年前に行ったこの時にはまだ胆沢ダムは建設中でしたので
もうちょっと足を伸ばしておけばそういったダムに沈む予定だった
何かに出会えたかもしれないと思うと残念だなぁと思います。
駐車場から湿地に行きます。
もう植生が関東と違い、高山っぽさを感じますね。
そりゃ水芭蕉のような高山植物が平地に咲いてるくらいの気温の場所ですもんね。
そのうち木道が出てきて、その上を歩くことに。
湿地っぽさが出てきます。
群生地というだけあってすぐに水芭蕉が出てきます。
水芭蕉があるというということは行者ニンニクもとれるのかな。
水芭蕉のある場所には行者ニンニクがあるというイメージ。
正しいかは知らないww
こんな感じで至る所に水芭蕉が。
木の根元の色の違いから見るに、このあたりは色の違う所まで積雪するんですかね。
湿地の中に可憐な白い花の水芭蕉。
割と好きですね、この花。
木道は途中で終わってたりもします。
わりといい加減。。
季節によってはまだ違う景色が見えるんでしょうね。
以上、馬留湿地でした。
<水沢駅から馬留湿地までのアクセス 徒歩>
水沢駅から徒歩で4時間、20キロ。
歩ける距離ではないですな。
<仙台駅から馬留湿地までのアクセス マイカー>
だいたい車で2時間くらいです、水沢の陸中一之宮も合わせて行ってみてください。
<水沢駅から馬留湿地までのアクセス 公共交通>
2021年3月31日で馬留線(水沢駅前~まごころ病院~ひめかゆスキー場)
は廃止されたとのこと。
公共交通でのアクセスは無いですね。
・Youtube 水無月の日本探訪記
【胆沢ダムから免れた地】馬留湿地【水芭蕉群生地】
https://youtu.be/sZlxpFjPcf0