【烏伝承】八咫烏神社【宇陀】
・Youtube 水無月の日本探訪記
【烏伝承】八咫烏神社【宇陀】
https://youtu.be/BSBjHQhISZI
2014年3月
奈良県にある八咫烏神社。
関西方面はちょいちょい行くものの、奈良はあんまりだったので
なんとなく友人を連れ出して行った神社。
いつも関西は立ち寄って更に四国や九州への足場でしかなったので、奈良に行ったのは久々。
続日本紀に出てくるレベルで古い神社。
西暦705年から存在するそうだ。
御祭神は
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと、かもたけつのみのみこと)
Wipipediaによると
別名には
八咫烏
八咫烏鴨武角身命(やたからすかもたけつのみのみこと)
三嶋湟咋(みしまのみぞくい)
三島溝咋
三島溝橛耳神(みしまのみぞくいみみのかみ)
陶津耳命(すえつみみのみこと)
陶津耳
天日方奇日方武茅淳祇(あまひがたくしひがたたけちぬつみ)
がある。
とのこと。
多すぎじゃね?
色々な伝承やら神様が習合したんだろうとは思うけど、方言レベルの言い違いじゃなさそうだし。
最後の一番長い名前あたりを見ると瓊瓊杵命を彷彿するね。
名前が職位や属性を表すという感じもする。
何をやった神さまかというと、神武天皇が東征を行った時に
熊野から大和への道案内を行った神という。
道案内なんてぬるい表現してるけど、実際は
土地の豪族が裏切って天皇方について先導して滅ぼしていったんだろうなぁと言うことは推測できる。
大和以降は先導してないし。
いつの世も、先導を行うのはその土地で裏切ったり降伏したものが尖兵に立たされるのは常なるからな。
というのはさておき、この烏という生き物について少々思う所ある。
太古の昔より神話、伝承にこの烏という生き物は必ず重要なポジションで出てくる。
日本神話での八咫烏しかり、北欧神話でのムギン、フニン、聖書のノアの箱舟しかり。
他にもイヌイットやアメリカインディアンにも烏の話はあるそうだ。
どの神話でも斥候のような役目で登場している。
面白いもので、この烏の伝承が残っているのは海に関連した文明に多い。
ワタリガラスのように大陸を行き来する生き物にみな神秘的なものを感じ、逸話としてのこっているのが実に面白い。
ここらへんを纏めて考察している本があれば読んでみたいものである。
<八咫烏神社へのアクセス 公共交通>
https://navi.narakotsu.co.jp/pdf/gene3/ja/map51.pdf
約7分、270円です。
・Youtube 水無月の日本探訪記
【烏伝承】八咫烏神社【宇陀】
https://youtu.be/BSBjHQhISZI