【大山祗命】大山阿夫利神社【不動明王】
・Youtube 水無月の日本探訪記
【大山祗命】大山阿夫利神社【不動明王】
https://youtu.be/7NwSo4hF4pU
神奈川県は秦野にある大山阿夫利神社をご紹介します。
大山阿夫利神社は上社、下社、大山寺の3つの施設で構成されております。
この3つの宗教施設は、もともとは一つの一つの宗教施設でした。
明治の習合分離により廃仏毀釈が始まり、この際大山阿夫利神社と大山寺に分離しています。
平安時代にはすでに大山阿夫利神社として発足していたようなので相当古い歴史があります。
さらに遡ると山頂から縄文時代の祭祀跡も見つかっていることから更に古い歴史があります。
当時の祭祀ってどんなんだったんでしょうかね、気になりますね。
場所は上記。
公共交通であれば伊勢原からバスでいけます。
大山阿夫利神社は、下社まではロープウェーで行くことが出来ます。
下社まではほかにも徒歩で行くことが出来、男坂、女坂を利用した徒歩での移動も可能です。
今回は男坂から上り、女坂で帰る、途中の大山寺に寄っていくという感じです。
なお、上社までは下社から90分の山道を行けば到着します。
御祭神は以下の神々
大山祇大神(オオヤマツミ)
摂社の奥社に大雷神(オオイカツチ)
前社に高龗神(タカオカミ)
を祀っています。
山の神様と、雨に関連しそうな神様ですね。
高尾山と同じでかつては神仏習合で寺と神社が一緒になっていた場所。
明治の廃仏毀釈で寺と神社を分離した時に、神社は大山阿夫利神社、寺は大山寺に別れた。
大山寺は中腹にあり、女坂の途中にある。
この大山阿夫利神社のある大山は
頂上付近に大山阿夫利神社 上社
があり中腹に下社、さらに中腹に大山寺がある。
この下社と大山寺まではロープウェーで行くことが可能である。
なんでここに行ったかというのは、体重がそろそろ3桁を下回りそうになってきたので今の自分の状況を見るために。
そして、この神社の存在は高校の頃から知っていたが、なんとなく足が向かなく、行きたいと思っても行けなかった場所でもあるから。
近場なんだけどね、タイミングってあるじゃない
今回は、ふと行ってみようと思って足を運んだのである。
で、行きはロープウェー乗り場から男坂を登り下社へ行く。
男坂というくらいなので用心していたが、いやはや中々きつい。
石段の一段一段が高いのよね、でも上りで良かった。
これ下りならめっちゃ体力使うわ。
とはいうものの、普段使わない筋肉を使ってしまったために下社から上社へ向かう道で足が痛くなってしまったので今回は断念し、女坂を経由して下山開始。
ほんとは上社経由で頂上まで行ってヤビツ峠から帰ってくるつもりだったけど、まぁ、今の状況を知れたのでこれはこれでいいかな。
おかげで女坂の美しい紅葉も見れたし、大山寺での本尊公開で
不動明王も見れたし、なかなか得るものはあった。
先程廃仏毀釈の話をしたが、全国的にも廃仏毀釈を免れた神社仏閣というのは実はあまりない。
知ってる限りでは、富山の立山関連の芦峅寺/岩峅寺くらい。
この岩峅寺は俺が行っても何かしら感じるところなので、敏感な人は色々あんじゃないかな。
清いとは別の静謐さに禍々しくはないが妙な何かを感じる。
この大山寺は廃仏毀釈は免れたが習合からは分離されてるか。
大体、廃仏毀釈の際寺は破壊され、本尊や経典が失われる話をよく聞くのだが、ここでは暴徒が破壊してまわろうとして押し入ってきたところ、本尊の不動明王に睨まれて肝を冷やし逃げ帰ったという話がある。
なので、本尊も寺も無事だったんだな、ここ。
ほんと、この廃仏毀釈でどれだけの宝が散逸したか。
現代に残っていたらそれこそ国宝レベルのものもあったろうにね、ホントこういう文化を破壊する行為というものは愚の骨頂でしかないわ。
入り口の思兼命を祀っている建物から分岐で、男坂と女坂が始まる。
この男坂と女坂についてだが、正式な参拝路は女坂で
男坂は通用口だったんじゃないの?と思う。
華やかさが違うのよね。
まず、寺で不浄なものを祓い清め、神社に参らせる、そういう図式としては正しいルートが女坂なんじゃないかね、これ。
ま、そのうち下から上まで行ってヤビツ峠で降りるのはやってみたいと思う。
なるほど、伊勢原駅から徒歩で3時間。
登る前にくたばりそうですな。
大体1時間30分の距離ですね。
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800825-1/nid:00128127
平日は1時間に2本、休日は1時間に3本の良心的設計。
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https://youtu.be/7NwSo4hF4pU