【会津磐梯山】五色沼【蒼い池】

Youtube 水無月日本探訪記
会津磐梯山五色沼蒼い池
https://youtu.be/27q1tkI3tO8

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本日ご紹介するのは福島県の「五色沼」です

 

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場所はどこかといいますと、福島県でも会津と呼ばれる地域です。

福島県は太平洋側を"浜通り"

中央を"中通り"

西側を”会津

と呼ぶようです。

 

今回この記事を書くにあたり調べ直したのですが、会津中通りが別だった。。。

そんなに文化違うの?

浜通り中通りが違うのはわかるけど、中通り会津って違うのか。

江戸時代の支配層の違いですかね?

 

そして、この五色沼ですが、磐梯山の麓にあります。

磐梯山は地図を見てもらうとわかるように周辺を大都市に囲まれております。

 

こうやってみると磐梯山の麓に大都市があるように見えますね。

 

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更に地図を拡大してみるとこのような感じに。

 

この五色沼を始めとした一連の湖沼郡はかつて磐梯山の大噴火と

噴火による山体崩壊によって生まれた湖です。

 

この周辺一帯は磐梯山とともに生きる歴史なのです。

 

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東から毘沙門沼、みどろ沼、竜沼、弁天池、青沼、るり沼、柳沼に沿って遊歩道が作成されております

 

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まずは毘沙門沼

 

この五色沼は先程の申し上げたとおり磐梯山の山体崩壊による土砂崩れにより川がせき止められてできた沼。

この川も火山性の川ですので、普通の川でもないです。

 

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この不純物の多い水は光の反射率を変えます

よって光の入射角で色が変わるため五色沼と呼ばれています

 

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今回はどこも青みがかかった色で綺麗でした

GW1週間前あたりが新緑の色が綺麗な季節らしいですのでこの時期に行ってみたいなぁ

 

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近寄ってみるとこのような透明度の川です

この深度でもこの色ですから面白いですね

四国の川も感動しましたが、匹敵する美しさです

 

m-ryouma.hatenablog.com

 

 

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水深の深い沼でもこのような色です

ダイビングしたことないけどしてみたくなりますね

 

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こちらが赤沼

赤沼というくらいだからタイミングによっては赤くなるのだろうか

 

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竜沼弁天沼をつなぐ川、こうやって見ると普通の色の川ですよね

光の反射でこんなに色が変わるなんてなぁ

 

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もう壊れてしまった愛機Nikon D60で撮った写真

10年以上使い込んでつい4ヶ月前くらいにお陀仏しました

ホオリ投げても、極寒の地でも、大雨の中でもよく戦ってくれた愛機です

 

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こちらが弁天沼

沼って感じしないですよね

 

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この時期はHDRという処理に凝っていたのでよく撮っていた

これもそう、人間の見た景色に近い色合い、明暗が撮れるのでよく使っていました

一枚の写真を作るのに明度を変えた写真を30枚くらい撮って

後ほど統合処理するとこういう感じに

 

この当時つかってたPaintshopX2というバージョンが凄く自然な感じにできてたので

愛用していたのですが、最新ではいかにもって感じなのでやらなくなってしまった

ライセンスはあるんだがプログラムがない、実に惜しいことをしたものだ

 

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神秘的な色合いの沼

まるで水彩絵の具を流したような色合い

 

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こんな蒼い色自然界に存在するんだなぁ、と思わせてくれる

 

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ここらへんは沼と川の違いが分かりづらい場所だった

 

沼は以上!

 

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こちらは雪室

冬に降った雪を保存しておき、夏の間冷蔵庫として利用する施設

昔は沢山あったそうだ

 

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さて、ここからは磐梯山と人間の戦いの歴史である

 

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1888年明治21年7月、磐梯山が噴火する

といってもマグマの噴火ではなく水蒸気爆発である

数年前おきた御嶽山噴火と同じである

 

この爆発の際、磐梯山が山体崩壊する

山体崩壊とはその名の通り、山が崩壊するのである

以前九州雲仙普賢岳が噴火した際、山頂部にできた溶岩ドームが崩壊するかも?!

と当時ニュースでやっていたが当時は子供だったので何が危ないのかわからなかったが

今、いろいろな知識を得て初めて山体崩壊の恐ろしさを知る。

 

山体崩壊で消滅した話は他にも色々ある

m-ryouma.hatenablog.com

この浅間山の山体崩壊で崩壊した鎌原のお話。

 

他にも戦国時代に飛騨高山にあった帰雲城と城下町が天正地震

一瞬で消滅した話など、日本にはそういった恐ろしい話が多い。

 

この山体崩壊で周囲の村が消滅、川をせき止めることで

この五色沼や周辺の湖が出来上がることとなる

 

この山体崩壊に纏わる話はWikipediaが実に生々しくかいているので是非とも

ja.wikipedia.org

 

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吹き飛ばされるとか普段絶対に聞かないパワーワード

 

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そして、この地は日本赤十字社の平時救護発祥の地

 

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元々赤十字は戦時における敵味方別け隔てなく救護するというものであったが

この時は救護に当たったとのことで、赤十字の平時救護発祥の地ということ

 

五色沼に行った際は是非ともこの磐梯山噴火記念館も是非

近代における救護、支援、報道の進化を体験させてくれます

 

www.bandaimuse.jp

 

 

 

 

 

 

笹団子くいてぇ。。。

 

 

<猪苗代駅から五色沼入り口までのアクセス 徒歩>

goo.gl

歩いて行ける距離に電車の駅なんてないだろうと思ったら意外と近場にあった。

猪苗代駅から約15キロ、ちょっとしたハイキングに如何か。

 

<郡山駅から五色沼までのアクセス マイカー>

goo.gl

郡山駅から約60キロ、トンネルを超えた先は豪雪地帯の会津、時期に要注意!

 

<猪苗代駅から五色沼入り口までのアクセス 公共交通>

一日6本猪苗代駅からバスが出ています

https://www.totobus.co.jp/bandai/images/Xtimetable1.pdf

 

運賃は以下

https://www.totobus.co.jp/bandai/images/fee1.pdf

 

猪苗代駅から790円ですな

 

 

磐梯東都バスのHP

www.totobus.co.jp

 

 

 

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